犯罪からの子どもの安全、子どもを守る防犯ボランティア「スキルアップ教材」 防犯教材

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インタビューの記録

No.1京都府 京都市立藤城小学校

【インタビュー協力者】
・松井順子さん《藤城小学校運営協議会副会長》

松井順子さん

安全環境部会について1

松井順子さん

安全環境部会とはどのような組織ですか?

松井さん:安全環境部会は安全委員会、少年補導委員会、自主防災会と協力して、パトロールや登下校時の子どもの見守りをしているのが安全環境部会です。

子ども見まもり隊の活動について教えてください。

松井さん:見まもり隊とは、一つの組織で誰かが隊長というわけではなく、私たちはシンボルとして使っています。「地域の安全は自分たちで守る」と地域の人全員が、みんなというのは難しいですが本当はそう思っていただける、そうなってほしいという思いで「見まもり隊」という名前を使っています。ですから、見まもり隊が何をしているというわけではなく、具体的には安全委員会、自主防災会が活動をしているという状況です。ただ子どもたちは、登下校時の立ち番をされている方に対して、見まもり隊と呼んでいるようですね。

 

藤城やまざくら通信と松井順子さん

安全情報部会について2

藤城やまざくら通信と松井順子さん

おもに情報分野を担当している情報部会について教えてください。

松井さん:藤城小学校では情報教育を行っていますので、学校運営委員会の発足時に4つの部会の中に入れました。私たちが直接教えるということはないのですが、情報化社会になってきているので、そういったことを大人も感じていけるように啓発していくことを進める部会です。具体的には、「藤城やまざくら通信」の発行ですね。毎月、2000部くらいを発行し、一軒ずつ配布しております。これが大きな仕事の一つになります。

その通信の中で子どもの安全に関わる記事を教えてください。

松井さん:毎月のことですから何回もありますよ。例えば、地域で落書きがあったときは、「やめてください」という内容を掲載しました。また、今着ているジャンパーを作るときに、ロゴなどの募集をしたのですが、それもこの通信を使っています。下校時の見まもりの協力の募集や、安全委員会のパトロール情報なども掲載しています。毎月のことなのでタイムリーに発信していけますね。

インターネットや携帯電話を使った犯罪について、何か啓蒙はされていますか?

松井さん:ネットワークについてはシリーズで去年の10月から7回くらい掲載してきました。今問題になっている、子どもがインターネットを使ったときの弊害について、例えばフィルタリングソフトをどう使うかといった内容です。具体的な指導ということではなく、「自分たちがもっと知りましょう」というスタンスで、家庭や保護者の方を対象にしています。

藤城やまざくら通信