No.1京都府 京都市立藤城小学校
【インタビュー協力者】
・塩見隆己さん《子ども110番の家》
子ども110番の家について
子ども110番の家では、どのような狙いで活動をしているのでしょうか?
塩見さん:生徒が不審者に「なにかをされそうになった時」「された時」に、逃げ込む、助けを求める家が110番の家です。緑色のプレートに子ども110番の家と書かれた札と小旗を、表のよく見えるところに掲げていただいています。お家に必ずどなたかがいらっしゃることが大前提なのですが、20年近く経つと高齢化や転居などもあり、見直しを図りました。
110番の家は減ってきているのでしょうか?
塩見さん:辞退者と新規協力者を差し引きした結果、数が減少しています。核家族化や共働きの影響でしょう。安全マップで示す危険地域に、110番の家がほしいですね。
塩見さんが110番の家をされてから、子供が駆け込んできたことはありますか?
塩見さん:私が知っている限りではありません。110番の家の存在が、一つの抑止力になっているということではないかと思っています。駆け込む児童が多ければ、そこにたくさん問題が含まれるということですからね。